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ニホンヤマイヌの祠 [四国犬]

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ニホンヤマイヌは、何時頃消えたのか、日本の山村には峪山に入る入り口に山の神が祀られている、丸い石塔に「山の神」と刻まれ例年一月十五日に神火を焚き、山の安全を祈祷してしめ縄を焼却する風習があり、ヤマイヌの徘徊する冬期には、お供えものの鏡餅や御幣餅を捧げる所もあると言われ、峪口に供えるのは、冬期食べ物が不足する゛と集落に現れて人や家畜を襲うことからその難を逃れるため、峪口に祠を祀つたのではなかろうか?   ニホンヤマイヌに近い朴竜女と豪龍右

  深山の奥に狼峪と言う地名があり、その奥山で炭焼きをしていた爺さんが「昔のヤマイヌ」は沢山徘徊して、この炭窯でも子犬を産み育てて行った事があった、と胡麻毛の四国犬をみて話を聞かしてもらった、1964年の冬季。

 伊勢から伊賀に通じる長野峠の新隧道二入る処にある犬塚の社は、昔、主人の伴で峠に登っていたところ、先に潜む山賊がありそれを主に知らすため袴の裾を咥えて離さなかった事に腹をたててその犬を斬り殺したか、その先に山賊が待ち構えていた。

犬の忠義を無駄死させた事ので犬の霊を祀るため建てられた、と言い伝えがある。

                                                                                                           ヤマイヌの表現をした旧須崎系の狩り犬

 

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