実猟四国犬の頭骨保存は、山犬との比較に大変役立つもので、祖先の系統的な骨格と神経の通っていた穴を観察し子犬から成犬に至り、老齢期の生存活動を記録して、また、犬歯の大きさや摩耗の状況を把握する上において貴重な標本である。

 祖先ー両親ーその姿態を知る上において想像「毛皮と骨量」項と 後頭部突起は、犬歯の咬みの強さで突起が後部に張り出すことはそれぞれの犬の咬みの強さを現すもの、対決する相手に対し、威嚇と強さを現す「自信」の現れで、犬歯が摩耗して欠けたりすると、猟欲も減退する。