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獣の学習 [獣害対策]

罠犬コナミテスト(8).jpg11602777.jpg イノシシとシカの学習力は、人の目線から考察することは事実と異なり、異なった行動を常にしている獣は、コースを変更することが、その先の危険な罠を素早く感知してコースを変更するもので「苦い体験」からくる学習であり、一度罠に掛からず難を逃れたイノシシやシカは、獣道を一段上に変更してコースを変える、獣道の中心より低い所を通り、端が崩れかけている獣道は通例となっている。獣道の真ん中に罠が架設されているもので、此も学習による危険回避の行動である。

  地中にある罠の仕掛けを事前「5mから10m」もの手前で察知して回避したり、罠の手前10㎝程で急ブレーキをかけて難を逃れる行動は何に因って知るのか、その事前に察知するのは、臭いと獣道の人的変化があり、記憶している獣道の状態に少しでも変化があると「危険な罠」の学習に因って知る、また、周囲の草木の変化と残臭によるものと推察する。

 一度しくじると、もうその獣はその猟期間内には、捕獲できない、とよく言われ、学習能力の優れているイノシシやシカは長命であり、三のまたの大鹿は長生きしている証であろう。

睫毛三題.jpg 猪は、ズズ竹の密生した中によく寝屋を構え犬や狩り人が近づくと ゛だす一気に跳び出してブッシュゥを抜けて危険を避ける、その時、写真の様な長睫毛がまず関知する、睫毛が眼球の外部を被い瞼は閉じられて完全に眼球を保護し疾走する。

 猪睫毛-1.jpg

 

 

 


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猪鹿捕獲用脚くくり罠 [獣害対策]

 イノシシやシカの生息数が多くなり、その獣害は計り知れなく獣の心理を応用した脚くくり罠は、出没する地帯に架設して獣が罠に掛かると大騒ぎして悲鳴あげる、獣の体重に合わせた罠の構造と弾きは種類に因って異なるが自然界に溶け込んだ構造は「特許の基本」と脚くくり構造の「考案、実験テスト」を試行錯誤の末、日本国特許を取得した最高の「脚くくり罠」である。

 特許を得た構造は、各所に「特許権の範囲」と「著作権」があり、老狩り人50年の経験から得た「動物の心理」を応用して活用した優れものであると自称している。

 罠の構造は、狩猟法の「鳥獣法」を基本とした考案で鳥獣に対し「苦痛」を最低に与えない考案で、完璧な作動をなし、解禁に架設してから猟期ラストまでの長い期間変化無く稼働する優れた脚くくり罠と自称している。


タグ:獣害対策
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野生動物のジビエ [狩り犬]

 野生動物のジビエについて、猪や鹿の精肉を捕獲後に生で食することは、以前から生では絶対食べることは厳禁と言い続けて来たのであるが、鹿の背肉を(鹿差し)といって食することが通例であった、中には、肝臓とか心臓を生食する猟師も有ったが、生肉は(湯通し)して殺菌するようにいってきた、ユッケと言う言葉も知らなかったオオボラマタギだが、狩り犬の餌にするときも必ず(湯通し)をしてから餌とする用心深さ、猪の生肉を食らっていた猟師には(肺ジストマ)感染する又は感染している(30~40年)経過してから、ジストマの巣が肺付近に巣くうことがあり、肺がんと誤診される事もある。

 生肉愛好者に顕微鏡を覗かせると生肉は食しなくなる、野生の動物の肉は、どの様な感染症細菌を持っているかは未知数で、感染菌の研究も未知数であり、不気味な生肉は避けた方が賢明である。猪睫毛-1.jpg

我が家で10年以上も研究材料としていた大イノシシ君

穏和な雄イノシシであつた。


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夏山訓練 [狩り犬]

 梅雨空の晴れ間を選び犬たちと深山に登つた、林道には、ガキの稼ぎ跡を残していたが2~3日前の跡で口跡も消えかけていた。鹿との出会いはなく、物足りないので桃谷に回った。

 桃谷に回ると「六本の桃の木」の下で「山桃の果実」を採集、今年は豊作で果実酒の材料に袋一杯持ち帰れた。もう少し高山地帯の谷筋には「マタタビ」が実っているはずだが、酷暑の頃は体力なけれはの消耗激しく高地はまたの日として、早朝に登山しなければ?と下山についた。


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酷暑の狩り犬訓練 [狩り犬]

 連日35度以上の酷暑の中え、狩り犬4頭を伴って2時間ほど300m級の雑木林と常緑樹の交雑する山に入り、猪の稼ぎ跡を訪ね歩いた、酷暑の中でも森林の谷間は冷風が吹き上げて気持ち良く倒木をまたぎながら歩いたが、猪の稼ぎ跡は一カ所しかなく、前回からの跡を見るとウリ坊はやや大きくなつている「稼ぎ跡からの判断」法である。

 ダニの繁殖はやや下火となっているが、例年に比較すると「は虫類」シマヘビ、山かかし、マムシ等は出会いが少ない、これは山間部の人々も「は虫類との出会い」は今年度少ない、と話され、高原のマムシも少ないようであり、マムシは、雄雌のカップルが一組となって生息しているので、足下に配慮しなければならない。


タグ:は虫類
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